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ニュースリンク形式のブログと言うのとアドバイザーI橋と分析調査部のYが気になる銘柄をブログ文中に載せていますのでマメにチェックしてみてください。スタッフブログじゃなくトレードブログになりつつあるのでネーミングを変えました^^;
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為替が84円台に突入し、底割れ危機の状態に陥っております。正直毎日為替と金利の話は飽き飽きしていると思いますし以前にも書きましたが、書いているほうも取上げない訳にはいかないけれども書いていてもつまらないです^^;
つまらない記事は、読んでいる人もつまらないと思うと思います。しかし、今の東京市場を取り巻く流れは為替と金利連動型といっても過言ではないのと、企業業績に関わってくる事なので、取上げない訳にはいきませんので少しだけお付き合い下さい。
日銀の金融の誘導は不可解なものがあります。確かに表向きは為替介入はしていないとの発表ですが、規模と介入の仕方が、いわゆる投機資金と呼ばれる資金の指値の入れ方に似せているだけで実際は昨年までは要所要所で介入しています。
しかしここに来て国際的なコンセンサスがあるという理由で、全く介入していません。欧米諸国の中で表立って介入をしているとアナウンスしているのはスイスですが、多かれ少なかれユーロへの介入については欧州では各国共通認識を持って動いているのは周知の事実ですしそれに対し異を唱える国は皆無な訳です。表向きに介入すると政府の短期債務が増大するのと、民主政権には積極的にリスクを犯してまで手助けはしないという日銀の方向性が今回の非介入が確認できればそれは鮮明な物となりますし、口先介入では止められない流れになりつつあります。
実際問題、実需の景気悪化は目に見えて深刻化しています。
デフレ宣言してからも円高は進行していますので、輸出産業に頼っている日本はいつまでたってもデフレから脱出できない状態にありますし、債券だけがリスクマネーの流入により買われているという状態は完全に金融の歪をもたらしますし、金利低下も極端になっていますので、財政赤字は殆ど織り込まれていない状況で国債が買われ続けるのは以前のギリシャと同じ道を辿ってしまっています。
原油も安値をつけ、アメリカも貿易赤字拡大。アメリカの内需の拡大の一番のきっかけは我が国を代表する世界的にも超優良企業だったトヨタを陥れての景気浮上。ただそれも化けの皮は剥れていますし長続きはしなかったもののGMを始めとするアメリカの自動車メーカーは収益体質に戻すには十分な時間と内容だった訳ですから、普天間問題でこれ幸いとばかりある意味での経済制裁を行いなりふり構わず一瞬は景気浮揚させたアメリカ。でもこれは悪い事ではなく自国の利益を守る為には手段を選ばずという側面がありますし、その手法は我が国に取っては大きな痛手ですが、民主政権の不甲斐なさに乗じたアメリカを褒めるべきですし、自国が窮地に陥った時の手法としては当然だとも思います。今の日本に欠けているのは完全にその部分です。
ハマコーさんを逮捕している場合ではありませんし、(裏は知っていますが、これは今更で訴えたほうも微妙な言い分。恩恵は相当受けているので、ハマコーさんは徹底抗戦するようです)自民の機密費の問題を今更持ち出して騒ぐよりはやる事が他にあります。(確かに政権交代の最終日の2億何某のお金の引き出しはすぐに指摘されていたので、追及するなら直後に行わなければいけなかった事)
今の政府には頼っていられないというのは当社がずっと民主政権になってから打ち出してきた指針ですが、日銀もこの局面は訳の判らない金融誘導ではなく、日本はこういう方向性で自国の利益を守りますと打ち出していかなければ、手遅れになってしまうのが今の現状だと言えるでしょう。
株の話を少しすると、為替の介入とは違い株はコンセンサスもあまり関係ないので公にしますが、実は全てが公にはなっておりません。公にするのは介入してから売買代金が多くなった時だけ。今回は9100円処で指値を入れて相場の下支え要因となった訳です。これは大手D証券が本日手口を確認したそうで今回は素直に情報公開をしたようですが。
いずれにせよ日本は実は危機的状態にあり、それは株が下がっているという状況だけの部分ではありませんので政府ではなく日銀主導でなんらかの方策を打たなければ短期的にも80円台そこそこまで投機資金はドルを売ってくる可能性があると思います。
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