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まずは今週一週間お疲れ様でした。ボラの大きな相場が続いていますね。今日の書き込みに入る前に下ののニュースを読んでください。
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スペイン大手銀が短期資金再調達できずと伝わる 地方財政への懸念
2010/05/27 (木) 00:51
ユーロは軟調な動きを続けている。EU問題が依然として幅を利かせている中、きょうもユーロは売りが先行している。きょうはスペインへの警戒感が強まっている。一つは同国第2位の大手銀バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)が約10億ドルの短期資金の再調達ができなくなったと、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が報じている。同行の株価も売りが強まっている。
また、格付け会社フィッチがレポートで、欧州の地方財政の赤字が拡大。特にスペイン地方が大きく、多くのエクスポージャーは厳しい状況にあると報告している。これを受け、スペインの格下げの可能性も市場では警戒しているようだ。
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この前日はスペインの貯蓄銀行が合併が破談になり公的管理下に置かれたと報道していましたね。
今回この銀行は噂を否定して今は落ち着いていますが、現在銀行間金利(LIBOR)は上昇し続けており、短期資金調達が困難になってきているのはユーロ危機とドイツの空売り規制の時について触れています。
ドイツの空売り規制の本質は金融機関を守る為のものであり、資金調達を困難にする金利の上昇も抑えたいのだと書きました。
ギリシャの4銀行もギリシャ格下げの直後に格下げされており、今後はスペインにも注意しなければいけない問題になっています。
毎月の国債償還に対して資金調達は問題ないとの認識ですが、ドバイの事も思い返して見れば国有金融機関の破綻でパニックが起きました。世界中が投資していたのもありますけどね。
スペインの金融機関が破綻してもパニックになる事はありませんが、これも言い続けていますが、不良債権処理をせずして現在まできているユーロ圏の金融機関への信頼が損なうという問題が発生します。
昨年ストレステストをし、資本不足と指摘された金融機関は増資ラッシュでしたが、ユーロ圏はほぼ皆無。
しっかりチェック体制ができていたのかどうかへの疑問もでてきます。これがスペインだけではなく、ユーロ圏全体の金融機関への信頼損失という流れになる可能性を考えて
ユーロ売りになるのです。
今回のユーロへの輸出での日本への直接的な影響はあまりありません。
アメリカ、中国ではユーロ圏への輸出総額の割合がそれぞれ20%~25%を占めています。
と言う事はそれが減少すると、企業が苦しくなりアメリカ中国の賃金が減り消費が減速してしまう。
そうなると、中国への輸出依存している日本はユーロは関係なくても、中国経由でダメージを受ける構図です。
ユーロ全体で規制するとなると為替のユーロしか投機対象が残されていない為に攻撃されると書きましたが、これも中国のユーロ債権保有高見直しの噂を否定したから現在落ち着いている状態なのでいつ動くか分からない神経質な状態です。
ユーロ/ドルが1.23~(本当は最低1.25~)で維持するならアメリカ市場もこのまま落ち着くでしょう。
現在ユーロ圏やイギリスへの投資が減少している中で、昨年から日本株へのウェイトを落とす、もしくはゼロだった外資が、中国のバブル懸念、前回のドバイ、今回のユーロ危機で日本は影響が軽微な上、1万円割れでバブル懸念のない日本市場は投資せざるおえなくなりました。
今年は為替がボラが大きいので、ユーロに売り物が入る事が多い場合、日本株は一進一退の動きになると思います。そして今日の日経平均は9762円の大引け。今日メンバーメールで流した当社の数値は9793円
ここを越えれば★★★ たった30円なのか、誤差の範囲なのかが非常に判断の難しい引けで終っております。1円でも上で引ければ全く問題はなかったのですが、これは誤差の範疇とも言える値段なので週末改めて分析部のほうから見解をメンバー様には出そうと思います。
多くのアナリストは目先大底を打ったとの見解を出しております。ただ上記に書いたようなネガティブな物がまだあるのが事実。これは売り叩きの予告をしたユダヤ・オイルマネーは今ノーポジション。全て買い戻した状態です。
そこが又ネガティブな材料を掘り起こして売り叩いてくるのかそれとも買いに来るのかは現段階ではアクションを起こしておりませんし、予告もまだ無い状態。これがずばり的中しただけにここの動きがちょっと怖い所なのです。
北朝鮮問題もあります。そして相変わらずのとんちんかんな政治の問題も。ここを無視して一本調子で10000円を越えてくるのかは非常に微妙な情勢です。
整理すると、、、、、、、、
外部要因はまだネガティブな材料があり、反対に好材料は乏しい状態。
しかしテクニカルは大底確認と断定してもギリギリいい数字が出ている。こういう状況下に東京市場は置かれています。今当社が調べている事というのは、売り叩きの投資資金が次にどちらで動いてくるのか?この一点に尽きます。
会員様の推奨銘柄は問題はありませんが、最悪の事態に備えポジション取りをどうするか・・・の所で地合いを読む事も大切だと考えています。基本的に地合いがどうであれ安心の銘柄だけチョイスしておりますけれども^^;
何か長々と書くと弱気論者のようにも見えるのですが、昨日も書いた通り臆病だけでは取れません。
そろそろ弱気はほどほどにして、行く所は行く勇気を持たなければいけない時が近づいているのは確かです。
勝利を掴みたい方はエムプロジェクトまで
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