今日は9時30分頃をピークに売り仕掛けが入り、日経平均は下げて終了。
前場好調だった銘柄も売りに押され、安値引けのものも多く見受けます。明日はSQですが、中国の各指標も相次いで発表されますので外部環境に影響される相場になりそうです。
どうしても1ドル90円以上の円安にはなりづらく、日本の輸出企業にとっては痛し痒しの状態が続いています。
バーナンキ氏の利上げは当分ないとの発言から米国の長期金利が下がり、改めてドルが売られる形に。ドバイショックからはドルの独歩安だったのが、各国通貨に対して円の独歩高に変わりつつあります。
その上1ドル90円になると、日本企業のドルの換金売りが一斉にでて円高になり、輸出企業は自分で自分の首をしめる状態になってしまいました。これで90円以上の円安は期待できないとの観測から、今後は90円近辺になる
と投機資金が入るでしょうから、政府の介入がない限り円高が続く見込みになります。
普天間問題で日米摩擦が起こりかけている最中、小沢氏率いる600人以上の民主党関係団体が中国訪問と、米国を刺激する行動をとっています。
COP15の最中に日米首脳会談をすると鳩山総理が言っていましたが、米国はあっさり否定。話すことは何もないとの見解です。
このまま米国への行き過ぎた行為が続くと、保護主義に走っているとはいえ、新幹線や原発等、米国での大型ビジネスの受注に悪影響がでて日本の国益を損なう事が一番の懸念材料です。
上下が激しく動いて忙しい相場が続きますが、がんばりましょうね。
Y
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