株式市場は本当に厳しい局面ですね。リバウンドはちらほら見られど本格反騰まではまだまだで、良い材料はテクニカルだけと非常にお寒い状況が続いております。
買いに取ってはまだ安寄りしたのが多かったので今日の小反発を生んだと言うあくまでテクニカル上だけでの値動きになりました。
昨日大型の倒産があり、負債総額が1400億円と大規模な物でした。
民主党が何とか大型の経済対策でも打たない限りこういう事も続くでしょうし特に年末入りするという事もあり年を越せない企業がこれから多数出てくることも予測されます。
大きな問題が後々大ダメージになる・・と予測しているのが日本振興銀行の問題です。SFCG関係の問題ですがJALに引き続きと言うか両方を抱えて進めるには余りにも厄介な問題です。
竹中時代からのガンな訳ですが、亀井氏は断固二重債権の問題は放置できないというスタンスのようですし、鳩山サイドはできれば年越しさせてJALの件が終ってからごまかしが効くのであれば流したい問題。
この時期に貸出先の経営が一気に傾き始めますと今はこれも血が吹き出るのを手で押さえているに過ぎないので、果たして輸血して手術できるのか・・と言うのは難しいのではないかと思います。
ノンバンクの大量の債権を買い取り不良債権が増えているのを貸し出しを増やし補って利益が出ているように見せかけている現状。金融庁の検査が始まって約5ヶ月。普通であれば終らせなければいけない時期ですし、その位の案件だと言う話もあります。
後の懸念材料は為替。今の状況が続けば日本の輸出企業の問題は当然の事ながら、アメリカドルから大口の投資家が一斉に資金を引き上げる可能性も具体的に出てきております。その動きは金の高騰にあわられていましたが、年末に掛けてその動きはスピードを増して活性化するかもとの事。NYのバブルが弾ける可能性が一段と高まっている中での小リバウンドと捉えておかなければ痛手を負う可能性が高いと思っています。
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